誕生日の話

私事ですが、先日誕生日を迎えて22歳になりました。お祝いしてくださった皆さま本当にありがとうございました。

ところで誕生日って他の人との「愛され度」の差異をはっきり感じちゃうから嫌いです。

 

同じくバレンタインとか立候補選挙とかも如実にチョコレートの数とかクオリティとか、投票数に表れるじゃないですか。でもこの二つは好きでした。なぜなら勝ち逃げしてきたからです。

 

でも誕生日だけはいっつも辛い気持ちになっちゃいます。あ、そういえばクリスマスもちょっと嫌いです。

バレンタインとか選挙とかは単純にモテたり、支持されたりしてれば結果に現れるじゃないですか。誕生日っていうのはその人間そのものの愛され度がそのまま反映されるんですよ。

 

「弟の時は5000円のケーキだったけど私のケーキは3000円だ」とか「◯◯ちゃんの誕生日の時は0時にインスタにあげてたなあ」とか「去年の手紙は3枚だったけど今年は1枚か、私への思いとかってやっぱり年々薄くなっていくんだね」とか一生忘れないです。めちゃくちゃ引きずる面倒くさい女なので、

 

ところで誕生日って自殺者が多いらしいです。(https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT-26870326/26870326seika.pdf)

 

このご時世、SNSでのマウント合戦が毎日繰り広げられていて、誕生日というのはより一層陰キャ根暗には厳しいイベントになっています。

 

“過度な期待”をすることが誕生日が憂鬱になる唯一で最大の問題である事は自明です。

 

傷つくことを恐れた人間は皆、周囲に期待するのをやめています。あなたの友人が時折みせる冷たい目や渇いた笑顔は、自分や周囲に期待しすぎた証なのではないでしょうか。

 

誕生日という一般的に明るい話題なのに暗い話をしてしまって申し訳ないです。

 

まあ今年は期末期間でもありませんでしたし楽しい誕生日を過ごすことができました。改めて感謝を述べさせていただきますです。

 

では、